くびれをつくるには?|お腹を絞るより先に体側と姿勢から整える順番
ウエストをひねる運動を毎晩やってみた。食事も減らしてみた。それでも横から見たラインはあまり変わらない——くびれを目指したことがある方から、よく聞く流れです。
横のラインが変わりにくいのには理由があります。くびれは「その場所をへこませる」ことで生まれるのではなく、上と下との差で見えているからです。差をつくる場所が、お腹の前側ではなく体の横側と姿勢にあるぶん、前側だけを鍛えても手応えが出にくくなります。
この記事では、くびれができにくい理由を整理したうえで、何から順に整えるのか、週2回ならどう組むのかを並べます。お腹の前側が前に出て見える方はぽっこりお腹の引き締めは何から?が近い内容です。
くびれができにくいのはなぜ?体の横側で起きている3つのこと
1. くびれは「細さ」ではなく「差」で見えている
横のラインを見るとき、目に入っているのは腰のいちばん細いところの寸法そのものではありません。あばらの下あたりの幅と、腰の細いところの幅と、その下のラインの、3つの差です。差が小さいと、全体の寸法が細くても横のラインはまっすぐに見えます。逆に差があれば、寸法が変わっていなくてもカーブは出ます。
狙うのは「減らすこと」だけではありません。上の幅を締め、中間との差をつくるという見方に切り替えると、やることが変わります。
2. 体の横側は、日常でほとんど使われていない
腕を前に出して、体をまっすぐ前に運ぶ。一日の動作の大半はこの形です。体を横に倒す、上半身と下半身を反対方向にねじる——体側を働かせる動きは、意識して入れないと一日に数回も出てきません。使われない場所は、支える役目から静かに外れます。支えが抜けたぶん、横のラインは埋まりやすくなります。
3. 脂肪は「そこだけ」を狙って減らせない
お腹の横だけを動かせば、その下の脂肪から減る——これは体の仕組みとしては成り立たないとされています。脂肪はどこから減るかを選べず、減り方の順番にも個人差があります。ねじる運動を増やしても寸法が動かないのは、そういう仕組みではないからです。
だからこそ、もう一方——支える筋肉と姿勢——が効いてきます。同じ体でも、あばらが開いて前に出ている状態と、下りて収まっている状態では、横から見た形が変わります。
※効果には個人差があります。無理な食事制限や短期間での急激な減量は行いません。気になる持病・体調がある場合は医療機関にご相談ください。
いまの状態を確かめる——正面ではなく、横と、ねじったとき
始める前に、いまの形を記録しておきます。数週間後に「変わっていないのか、見えていないだけなのか」を判断するためです。
撮り方
- 同じ場所・同じ明るさ・体のラインが分かる服で、横から1枚。手は自然に下ろして
- 続けて、両手を頭の後ろに組み、上半身だけを右へ、左へゆっくりねじった状態を1枚ずつ
- 2週間に1回、同じ条件で更新します
見るのは3つだけ
- あばらの下の輪郭:みぞおちの下が前へ張り出していないか
- 腰の細いところの位置:高すぎず低すぎず、あばらとの間に距離があるか
- ねじったときの左右差:片側だけ回りにくい、途中で腰が一緒に動く、という差が出ていないか
寸法も月1〜2回、同じ高さで測ります。体重だけで見ていると変化が揺れに紛れる話は体重が減らないのに見た目が変わるのはなぜ?で整理しています。
順番は「あばらを下げる → 体側を使う → ねじる動きを足す」
いきなりひねる運動から入ると、支えが抜けたまま数だけが増えます。順番を守ったほうが、同じ回数でも届き方が変わります。
ステップ1:息を最後まで吐いて、あばらを下げる
仰向けに寝て、両膝を立てます。鼻から吸って、口から細く長く吐きます。吐ききる最後の数秒で、あばらが内側へ下りてくる感覚が出れば十分です。お腹を強く引っ込める必要はありません。1回10呼吸、1日1セット。
あばらが開いたままだと、上半身の幅が締まりません。ステップ2以降の土台になります。
ステップ2:体側が使える形を覚える
横向きに寝て、下の肘と膝を床につけ、体を一直線に保ったまま腰を軽く持ち上げます。狙うのは高さではなく、一直線のまま止まっていられる時間です。10〜20秒を左右2セット。
きつければ、膝をついたまま、壁に手をついた姿勢からでも構いません。左右差が出たら、きつい側を1セット多く。
ステップ3:ねじる動きを足す
ここで初めて、ねじる動きを入れます。椅子に浅く座り、両手を胸の前で組みます。下半身は動かさず、上半身だけをゆっくり左右へ。反動で振らず、戻すときも同じ速さで。左右10回ずつ。
速く数をこなすほど、体側ではなく勢いで回ります。回数より、下半身が動いていないかを見ます。
週2回の組み方
- 1日目:ステップ1(10呼吸)→ ステップ2(左右2セット)→ 下半身を使う種目を1つ
- 2日目:ステップ1(10呼吸)→ ステップ3(左右10回)→ 背中を使う種目を1つ
体側だけを毎日やるより、全身を使う種目と組み合わせたほうが積み上がりやすいとされています。背中とお尻の整え方は後ろ姿を綺麗にする方法に、家でのフォームが崩れやすい理由は自宅ヒップアップが効果ないと感じる3つの理由にまとめています。
一日のなかに、体側が伸びる場面をつくる
週2回の外側にも、横のラインに関わる時間があります。運動を増やすのではなく、すでにある場面の置き方を変えます。
- 座るとき:片肘をつく、脚を組む——どちらも片側の体側を縮めたまま固定します。左右を入れ替えるだけでも差は減ります
- 荷物の持ち方:いつも同じ肩にかけていないか。反対側に替える日を決めます
- 立つとき:片脚に体重を預ける立ち方が癖になっていないか。両足に均等に乗せ、頭のてっぺんが軽く上へ引かれる感覚で
姿勢が見え方を左右する話は猫背だと太って見えるのはなぜ?でも扱っています。
よくある疑問
Q. ひねる運動を毎日やってはいけませんか
やってはいけないわけではありません。ただ、毎日の回数を増やすより、ステップ1と2で支えをつくったうえで週2回、というのがひとつの目安です。手応えが出ないときは、順番のほうを見直します。
Q. どのくらいで変わりますか
姿勢の見え方は数週間で変わることがありますが、寸法として動くまでには時間がかかります。個人差も大きい部分です。2週間ごとの写真と月1〜2回の寸法を並べて、自分の変化の速さを自分で確かめるのが確実です。
Q. ウエストを締めるベルトや器具は使ったほうがいいですか
外から締めている間の見え方は変わりますが、支える力が増えるわけではありません。ステップ1〜3の代わりにはなりません。
Q. 左右で形が違うのですが
左右差は珍しくありません。利き手や座り方の癖が積み重なった結果であることが多く、回りにくい側を1セット多くするところから始めます。無理に揃えようとしなくて構いません。
避けたい3つのパターン
- 食事の量を先に削る:横のラインが動かないとき、いちばん手をつけやすいのが食事です。ただし削り幅が大きいほど反動も出やすく、支える筋肉のほうが先に減る場合もあるとされています(リバウンドを繰り返す人の共通点)
- 回数と種目を同時に増やす:一度に3つ変えると、効いたものが分からなくなります。変えるのは1つずつ、2週間ごと
- 正面の写真だけで判断する:くびれは横と、ねじったときに差が出ます。正面だけを見ていると、進んだぶんが見えません
くびれは、続けた形にあらわれる
短い期間で数字を動かす進め方なら、寸法は分かりやすく変わるかもしれません。ただし、支える筋肉を置き去りにしたまま減らした形は、やめたあとに戻りやすいとも言われています。
体側と姿勢から整えるやり方は、見た目に出るまでに少し時間がかかります。その代わり、日常の座り方や立ち方のほうが変わっているぶん、崩れた週があっても同じ形へ戻しやすくなります。どのくらいで、どんな形に落ち着くかには個人差があります。
HABIT. bloom は、福岡・天神の女性専門パーソナルジムです。短期集中で結果を約束するのではなく、いまの生活のなかに続けられる形で体づくりを組み込みます。
- 横と後ろから撮った写真と寸法を並べて、いま動いているものを一緒に確認する
- あばら・体側・ねじる動きの順番を、いまの体に合わせて組み替える
- 崩れた週があっても、責めずに同じ形へ戻れるようにしておく
トレーニングはマンツーマンで、自分の体だけに集中できる環境です(安心の仕組み)。続け方の設計はパーソナルジムは月額制?コース制?もどうぞ。
フォームを一度見てもらいたい方は体験トレーニングへ。まずは話を聞いてみたい方は、無料カウンセリングで、これまで試してきたことを聞かせてください。